投稿者の基本情報: 男性62歳 既婚 サプライズされた側 | |
サプライズ相手: 彼氏 | シーン: その他 |
場所: | |
使ったアイテム: 電話ボックス |
20代の中頃思いがけない出会いで他県の女性と知り合いました。遠距離恋愛と言う程ではないのですが会えるのは毎週金曜の夕方二人の中間の私鉄駅で待ちあわせ終電で別れる、と言ういつもちょっとの時間でした。事情があって電話もあまりできず段々思いが募ってきた頃、いつもの金曜に「都合が悪いから」と会えない事になったのです。その日の夕暮れ薄暗い部屋で塞ぎ込んでいると突然彼女から電話が有り「これから行っても良い?」と言うのです。私は驚きました、と同時に当然嬉しかったのですがあわてて止めたのです「一度も来た事がないし、もう暗くなってるし」すると彼女は「でも今、外の電話ボックスに居るの」と言うのです。私は飛び出しました。待ちあわせ出来ない、と言うのはこう言う事だったのかと思いながら。
私の感動ポイント そのころ工場地域の中の小さな工場に間借りをしていました。日が落ちてくると誰も居ない暗く寂しい夜になります。おもわず飛び出して行った薄暗い街灯の下にポワッと明るい電話ボックス、今でも目に浮かびます。